3路線 朝

 

慣れない環境へおかれるとじぶんの生まれ持った粗が気になってたまらんな。子供の頃からの忘れっぽさは直るどころか相変わらずで頭の中は常にがちゃがちゃと言葉が行き交い発想は飛び飛びになる。やろうと思っていたこと等が部屋や職場に点々と散らばっている。必要なものを準備するところまではやって、忘れてくる。麦茶もおにぎりも手つかず、ハンカチもきれいに折りたたんだまま部屋に残してくる。そしておにぎりを買う。出費ー。いままでもストッキング、充電器、リップクリーム、マスク等々。出費!あと十年もすればあれでベンツが買えましたね。になっちゃうかも、ね!

こういうの、元気があるときはわすれちゃったな〜ぐらいだが元気がない日はそういうことを繰り返す自分を許せなくなり、冬とか寒いし暗いし、簡単に絶望側いっちゃうわな。でも大人なんで。こいつとも付き合い長いですから。一応生きてるよ、ぐらいまでは立て直して稼働させなきゃなんないから。

職場の近くにいい公園を見つけた。そこでぼんやりすると多少よいことに気づく。前職のとき、上司が一人になりたいとき用の場所を教えてくれたことを思い出している。

自分でやんなきゃは大前提として、それは抱え込むということではなく、ということも忘れていたなとか考えている。